S11 : 作業時間集計
概要
作業者の作業時間を集計・分析する画面です。
指定した条件(商品、作業工程、期間)に基づいて、作業者別の作業時間と生産性を表示します。
工賃単価を考慮したコスト分析も可能で、作業効率の改善や工賃計算に活用できます。
権限
全員が閲覧できます。
初期処理
- 期間はデフォルトで今年度 (4/1〜3/31)
- 「製品」は、製品マスタの一覧から選択(検索可能)
- 「作業」は、製品に紐づく、製品工程マスタから選択(製品を選択するまで、選択できない)
画面表示
- 集計条件カード: 商品、作業工程、期間を選択
- 工賃単価表示: 選択された作業工程の工賃単価をアラートで表示
- 集計結果テーブル: 作業者別の詳細データ
- 作業者名
- 合計数量(実績数量の合計)
- 合計時間(作業時間の合計、分単位)
- 平均時間(1個あたりの平均作業時間、分単位)
- 合計行: 全体の集計値を表示
イベント処理
「集計実行」ボタン押下時
• 選択された条件で作業実績データを検索
• 作業者別に集計を実行
• 工賃単価を取得してアラートに表示
• 集計結果をテーブルに表示
集計条件変更時
- 商品変更時:対応する作業工程選択肢を更新
- 作業工程変更時:工賃単価をアラートに更新
- 期間変更時:集計対象データを更新
集計ロジック
- 合計数量: 実績入力で登録されたactual_quantityの合計
- 合計時間: 実績入力で登録されたworktimeminutesの合計
- 平均時間: 合計時間 ÷ 合計数量
- 工賃単価: 作業工程マスタで設定された工賃単価
関連画面・バッチなど
- 実績入力(S09)で登録されたデータが集計対象
- 作業工程マスタ(S04)で設定された工賃単価を使用
- 製品マスタ(未実装)で登録された商品が選択肢となる
- ユーザマスタ(S12)で登録された作業者が表示対象
実装上の注意
- 集計期間は日付範囲で指定(開始日〜終了日)
- 工賃単価は作業工程マスタから動的に取得し、アラートで表示